【書評】ウェブ進化 最終形「HTML5」が世界を変える

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グーグル、アップルが支持するウェブの世界共通言語、HTML5。これにより、パソコンやスマートフォンは機種やOSの違いにかかわらず、ウェブでつな がっていく。
さらにIT系のデバイスだけでなく、自動車、冷蔵庫などあらゆる機械がウェブでつながる世界が実現し、新たな「M2M(Machine to Machine)」の産業が成長する。ウェブ進化の最終形を徹底解説! – (Amazon内容紹介より)

すでにウェブのマルチデバイス化やアプリ化は体験できるレベルになっていますが、プラットフォーム化もすぐそこまで来ています。

HTMLを自ら狭めて解釈するのはもったいない

元々「Webはどこに向かって行き、何になれて何になれないのか?」が知りたくて、僕はこの業界に足を踏み入れました。既 にWebマーケティングの市場ができつつあり、SEOを中心にダイレクトマーケティングが変わろうとしている時期。その費用対効果に驚きつつも、目に見え る効果を追うことしかない(という印象しか当時は持っていませんでした)マーケティング手法に閉塞感を感じて、一時期はWebから意識が離れていたことも あります。

しかし、昨今のソーシャルツールを利用したネット活用の機会向上と併せて、この本にも記されている「HTMLの未来」を知り、これまでの閉塞感を払拭することとなります。

この書籍で示されている事は、様々な市場やメーカーの動向と思惑の中で、HTMLをプラットフォームとして展開していく可能性を、できるだけ現実的な範囲で大風呂敷を広げたような内容となっています。

テレビを中心としたメディアだけでなく、家電までも連携させたネットワークのハブとなるHTML5。既にブラウザで表示するだけの言語ではなくなり ました。実際、各デジタルデバイスのUIをWebベースで設計する職種の求人情報なども、国内で見かけるようになってきています。

制作側からすれば、このプラットフォーム化に対応できるよう、準備をしておく事が必要です。またこれらが浸透したときには、企業のマーケティング活動はまた大きく変化しているはずで、その時は営業・マーケ職も対応を迫られるはず。

既存のWebメディアは、本来の「コンテンツ」を置き去りに効果だけを追求してきた分、このHTML5の動向も、ただの技術的な話で済ませている人 も少なくないと思います。そこにある本当の可能性を理解していないと、それらが現実に普及し始めた時には、既にグローバルなネット世界の中では、取り残さ れることでしょう。

逆に今から準備しておけば、これまで以上の面白い世界を体験できそうで、非常に楽しみでもあります。大事なのは、今。この世界を自分の事として理解するかどうかだと思っています。

ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える (朝日新書)

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